Jeep ラングラーの燃費が悪すぎ?良いの?実燃費とカタログ燃費を解説!

Jeepラングラーは1941年に誕生してから、人気が高くSUVとして絶賛されています。

Jeepラングラーが人気の理由としてブームも一役買っているところもありますが、見た目のカッコ良さや性能や機能面でとても優れているからではないでしょうか？

Jeepのラングラーの燃費が悪すぎか、良いのか気になっている方のために、本記事ではラングラースポーツの燃費を解説しながら詳しく綴っていきますのでお付き合いくださいませ。

Jeep ラングラーの燃費が悪すぎ?良い?

ジープラングラースポーツの燃費

 

WLTCモード：9.1km/L

市街地モード：6.1km/L

郊外モード：9.7km/L

高速道路モード：11.0km/L

 

引用：jeep公式

※この値は2021/11調査時のものですので、最新の情報については公式サイトを随時参照願います。

Jeepラングラーは燃費面ではなかなか優秀なのではないでしょうか？

他の同じようなクラスの車、例えばランドローバーディフェンダーやメルセデスベンツGクラス、トヨタのランドクルーザーなどと比較してみても大きな差はないものの、ジープのラングラーの燃費はいい印象を受けました。

ちなみに参考として以下に列挙しますと

ランドローバーディフェンダー

 

WLTCモード：8.3km/L

 

引用：ランドローバー公式

メルセデスベンツGクラス

 

JC08モード：10.3km/L

 

引用：メルセデスベンツ公式

トヨタランドクルーザー

 

WLTCモード：8.0km/L

 

引用：トヨタ公式

※こちらの値についても2021/11調査時のものですので、最新の情報は公式サイトを随時参照願います。

今回比較対象にした車の中でも、Jeepラングラースポーツの燃費はいい方だと思います。

時代の流れとでもいうのでしょうか、どんな車も燃費がよくなるようメーカーさんも技術力を向上させていますよね。

Jeep ラングラーの実燃費は?

クチコミサイトや検証サイトなどいくつかを調査しましたが、どれも似たような結果が出ており、Jeepラングラーの燃費は2021年現在では概ね7.8～9.6km/Lぐらい、平均で8.7km/Lのようでした。

北海道での走りで9km/Lほど出ていたので、都心部のような信号が多い場所ではもっと燃費が悪くなってしまうと思われますが、カタログ値で結果が出ているのと同じような傾向になってしまうのも頷けるのかなとは個人的に感じました。

ただ、最新型であるラングラースポーツはＡＴ８速で細かいギヤチェンジが行えて、乗り手や環境による影響も大きいとは思いますが、モデルチェンジの度に燃費が良くなってきているのがうかがえる内容が確認できました。

以前の型では街乗りで6km/Lぐらいが当たり前のようなものもありましたので、最新型は飛躍的に燃費が向上しているものと思われます。

これはＳＵＶブームなどもあり、パワフルさと静粛性、見た目の良さに加え、燃費も注目されるようになってきているからなのだと思われます。

もうメーカーさんは色々と高性能にしなければならないから大変なんだと思われますが、しっかりユーザの意見を反映しようとしている姿勢がうかがえますよね。

Jeep ラングラーの燃費をさらに向上

Jeepラングラーの燃費をさらにいい状態にするテクをいくつかご紹介したいと思います。

まず、ド定番となってしまいますが、アクセルワークになります。

発進時には踏みすぎない、アイドリング時間を短くする、余計な荷物はなるべく積んだままにしない、など耳にタコができるほど聞き飽きた内容ですね。

特にラングラースポーツはAT8速になってから、飛躍的に燃費が向上しているので、アクセルワークによる燃費の向上には目を見張るモノがあると思っています。

よくある運転テクにゆっくり加速して、早めのギヤチェンジを行い、高いギヤで巡航速度を維持するというのがあるので、この理論からするとゆっくり加速していき、なるべく早く８速の状態で巡行できれば、かなり燃費のいい走りができることになりますね。

実際には信号待ちや登り坂や右左折など、トップスピードを維持できる場面は限られているとは思いますが、意識するだけでも違いがでるのではないでしょうか？

次に、これも当たり前すぎるコトなんですけど、タイヤの空気圧ですね!

街乗りの場合と高速を走る場合で、適正な空気圧が変わるので場面に合わせて、こまめに調整を行うと良いと思います。

適正な空気圧でないと燃費が悪くなるだけでなく、事故になるケースもありえるので、給油ついでにエアーチェックを行うのがおすすめの方法かな?と思います。

Jeep ラングラーにも活かせる燃費の知識

エンジン内部をクリーンにして燃費効率をあげるガソリン添加剤というものがあります。

長く走りつづけていると、エンジン内部に小さなゴミのようなモノがたまってくるので、ガソリン添加剤でクリーンにしてあげましょうといった趣旨のモノです。

ある程度の年数が経ってから使用するモノですが、エンジンオイルと並んで燃料はクルマにとってのエネルギー源なので、気を使ってあげて長く良い状態を維持してあげるのが燃費にとっても、いいのではないでしょうか?

ただ、気を付けてもらいたいのが、市販のガソリン添加剤はかなりの数があり、どれもすばらしい効果を謳っていますが、効果を実感できるほどのモノは劇薬になってしまいます。

できれば、ディーラーに相談してメンテナンスしてもらうのが良いと思いますので、こんな方法もあるのだ程度に知ってもらえればと思います。

これに限った話ではないのですが、結局クルマのパフォーマンスを高く保ことが燃費につながるのではないでしょうか？

高い買い物ですし、長く乗るモノなのでメンテナンスをしっかり行い、いい状態を維持しつづけられるように手間ヒマをかけてあげることが良い結果につながるのだと思います。

まとめ

ジープのラングラーの燃費がいいクルマであることがわかったと思います。

参考になることが少しでもあり、役立つと思っていただけたなら嬉しいです。

1. カタログ燃費はWLTCモードで9.1km/Lと競合他社のSUVと比べても優秀な方である。
2. 実燃費は平均で8.7km/Lとなり燃費は年々向上して様子がうかがえる。
3. 燃費向上にはアクセルワークやタイヤの空気圧チェックなど乗り手が重要である。
4. ある程度の年数が経った場合にはエンジンクリーンの方法も有効である。

タフなクルマであるラングラースポーツですが、中身はとても繊細な機械の塊なので、日頃からメンテナンスを行い、愛着をもって手入れしてあげたいものですね。

車の乗り手とラングラー、人生の相棒ともども健全に行きましょう!