新型ソリオの安全性は低い?高いの?安全装備や衝突安全性を徹底解説!

2020年12月にスズキから発売された新型ソリオ。

大元が軽自動車であるということもあって、小型乗用車でありながら、まるで軽自動車のような見た目をしています。

しかしながら、内装はとても広い作りになっており、実用的な車だと評判のようです。

いくら評判が良くても、安全性能について何も知らなかったら乗っていて「本当に大丈夫なの？」と心配に思いませんか？

そんな不安を解消するべく、今回の記事では新型ソリオの安全性能について解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

新型ソリオの安全性は低い?高いの?

新型ソリオに備わった安全性能として「スズキセーフティサポート」というシステムがあります。

スズキセーフティサポートは、大きく3つの柱から成り立っています。

それぞれの柱の中で、さらにポイントとなる装備・機能がいくつか存在しますので簡単に紹介します。

基本安全／運転しやすさと安心して乗ることのできる技術

【視界性能】

安全運転のためには、視界の広さも重要と考えるスズキ。

見渡しやすくなるよう、ピラー（柱）やドアトリムの位置などを最適化して、視認性の向上につなげています。

【運転姿勢と操作系】

さまざまな人が疲れにくく運転しやすいよう配慮されたシートとレバーやペダル等の操作系統。

これらが楽な運転姿勢を確保し、疲労を低減してくれます。

【インターフェース】

パッと見てわかりやすいメーターやディスプレイ。

手の届きやすさまで配慮されており、ドライバーが運転に集中しやすいように考慮されています。

予防安全／危険な場面に遭遇しないための技術

【AAC（全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール）】

ハンドルのAACスイッチを操作すると、ステレオカメラで先行車との距離を測定してくれます。

設定した車間距離を保ちながら自動追従してくれる機能で加速・減速・停止まで対応してくれますよ。

高速道路での運転負担を軽減してくれます。

【車線逸脱警報機能】

走行中に区画線を検知して、車線をはみ出しそうになると

警報音でドライバーに注意を促してくれます。

【ふらつき警報機能】

走行中に区画線を検知することで、システムが自車がふらついていると

判断すると、警報音でドライバーに注意を促してくれます。

【先行車発進お知らせ機能】

先行車が発進して4km以上離れても、自車が停車し続けた場合

警報音やメーター表示によって先行車の発進をお知らせしてくれます。

【ハイビームアシスト】

ヘッドランプをハイビームにして走行中に、先行車や対向車がいた場合

また明るい場所を走行した場合、自動でロービームにしてくれる機能です。

そういった状態から戻った際にも再び自動でハイビームに戻してくれます。

【ヘッドアップカラーディスプレイ】

運転席前方ダッシュボード上にカラーで車速やシフト位置・警告などを

表示してくれるディスプレイです。

ドライバーの視線上に必要な情報が表示されるので、視線の移動が少なくなり安全運転に役立ちますね。

【全方位モニター】

フロント・リヤ・サイド2箇所の計4箇所に設置されたカメラの映像を合成・処理し、真上から見ているような映像にして映し出してくれます。

死角になる部分の状況を確認することができます。

3Dビュー機能で周囲を立体的に見ることができ、左右確認サポート機能で左右から近づく人や物をお知らせしてくれます。

【標識認識機能】

走行中にステレオカメラが認識した道路標識をディスプレイに表示してお知らせしてくれます。

これにより道路標識の見落としを防ぐことができます。

【デュアルカメラブレーキサポート】

前方の車両や歩行者を検知し、衝突しそうになると警報音やメーターへの表示で警告してくれます。

さらに危険性が高まると自動で弱いブレーキを作動。

ブレーキペダルを踏み込んだ場合はブレーキをアシストします。

さらに衝突の危険性が高まると自動で強いブレーキをかけて衝突の回避や被害の軽減を図る機能です。

【後発進抑制機能】

前方に壁などがある状態でシフトをD・Lにしたとき、アクセルペダルを強く踏み込むと最長およそ5秒間エンジン出力を自動的に抑制します。

急発進・急加速の回避に役立ちます。

【後退時ブレーキサポート】

後退時に、後方の障害物との距離を測定してくれます。

4段階の警報音で接近していることをお知らせしてくれます。

衝突の可能性が高まると自動でブレーキがかかり、衝突を回避や被害の軽減に役立ちます。

衝突安全／危険回避の技術

【サイドエアバッグ・カーテンエアバッグ】

車内に6つのエアバッグを標準装備。衝撃に備えます。

【チャイルドシート固定用アンカー】

SOFIX対応のチャイルドシートを固定するためのアンカーと

チャイルドシートの上端を固定するテザーアンカーが2名分標準装備されています。

【フロント・リヤELR3点式シートベルト】

前席のシートベルトは、衝突時にベルトを巻き取ってくれるプリテンショナー機構と胸への衝撃を緩和する可変フォースリミッター機構が装備されています。

後席には3点式のシートベルトが装備されています。

【軽量衝撃吸収ボディー TECT】

衝突時の衝撃を効率よく分散・吸収してくれるボディの構造をしています。

【頭部衝撃軽減構造インテリア】

万が一の衝突時に頭部の衝撃を軽減できるよう、衝撃軽減構造の内装となっています。

【頸部衝撃緩和フロントシート】

後方から低速で追突された際に、首への衝撃を和らげるための構造になったフロントシートが採用されています。

スズキセーフティサポートはさまざまな部分で、ドライバーの安全運転をサポートしてくれていることがわかりますよね。

これだけ盛りだくさんの機能や装備がついていれば、既に安心したのではないでしょうか？

新型ソリオのその他の安全システムと装備

しかし、セーフティサポート以外にも新型ソリオに備わった安全性能はいくつもありますよ。

【エマージェンシーストップシグナル】

約55km/h以上で走行中に急ブレーキをかけた場合にハザードランプを点滅して後続車にお知らせします。

【ヒルホールドコントロール】

坂道発進時、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏みかえるときに、車が後に下がってしまわないように一時的にブレーキを作動してくれる機能です。

【車両走行安定補助システム（ESP）】

さまざまなセンサーで走りを監視。

必要に応じてエンジンやブレーキをコンピューター制御することで安定走行をサポートします。

【オートライトシステム／ライト自動消灯システム】

周囲の暗さや明るさに応じて自動でライトを点灯・消灯してくれる機能です。

また、ライトスイッチがオートになっていなくてもエンジンを切ってドアを開けると自動でライトを消灯してくれるシステムです。

消し忘れも防止してくれますね。

【イモビライザー】

車両盗難防止システムです。

エンジン始動時に携帯リモコンと車両のIDコードを電子認証します。

一致しなかった場合、エンジンを始動できません。

【セキュリティアラームシステム】

不正な解錠に対して警報音を鳴らし、車両の盗難を防止します。

本当にたくさんの安全性能がそなわっていますよね。

これだけあれば安全運転はもちろん、快適な運転ができると言えそうですね。

まとめ

新型ソリオの安全性能についてまとめると、

• 新型ソリオには、スズキセーフティサポートが備わっている。
• スズキセーフティサポートは基本安全・予防安全・衝突安全の3つの柱。
• さらに、それぞれの柱に対してたくさんの安全性能が詰まっている。
• スズキセーフティサポート以外にも安全に関する機能や装備が備わっている。

まとめで簡単にまとめきれないくらい、たくさんのシステムが備わっていることがわかりました。

これだけあれば、さすがに運転するのには安心できるのではないでしょうか？

そして安全運転のための性能は、直接的に安全運転につながる予防安全や危険回避の面だけでなく、疲労低減や視認性の向上も大きな役割を果たしているのですね。

みなさんもぜひ安全で快適な新型ソリオに試乗してみてくださいね！！