キックスの燃費は悪い?良いの?気になる性能と口コミをご紹介!

2020年6月より日産から発売されているキックス。日産の持つテクノロジーであるePOWERが搭載されることにより、大きく燃費の向上に貢献しています。

キックスの燃費は悪いのか、良いのか？実際にカタログ燃費と実際の燃費の乖離がないか気になるところです。

今回の記事では、キックスの燃費について徹底調査してきましたので紹介していきたいと思います。

また、e-POWERの燃費を伸ばすコツについても合わせて詳しく紹介していきますので参考にしてみてくださいね。

キックスの燃費は悪い?良い?

キックスは「X」「X　ツートーンインテリアエディション」「AUTECH」の3種類が発売されていますが、駆動方式はどのモデルも2WDとなっています。燃費についてはどれも一緒です。

「AUTECH」に関してはカタログ記載がありませんので、今回は「X」「X　ツートーンインテリアエディション」のカタログ燃費を実際に紹介してきたいと思います。

【キックスの燃費消費率】

(国土交通省審査値)

 

WLTCモード:21.6km/L 

市街地モード 26.8km/L 

郊外モード 20.2km/L 

高速道路モード 20.8km/L

 

引用：日産公式サイト

カタログ燃費だけを見るとガソリン車よりまずまず燃費が良いのが分かります。e-POWERの特性上、市街地モードの方が燃費がのびているのが、ガソリン車とは異なる点ですね。

SUVとしてもこの燃費であれば、普段使いから遠距離での使用と使用しやすいのではないでしょうか。

では、キックスの実際の燃費はどうなのでしょうか。

実際に乗車している方々の口コミを調査しましたので、ピックアップしてご紹介していきたいと思います。

キックスの口コミから分かる実燃費

キックスの燃費について、実際の口コミを紹介していきますね。

22.7Km/L。アクアが27.xでサイズを考えてもトヨタハイブリッドには多少及ばない印象。でもパワー感を考えればe-powerの方が良い気がする。

 

引用：価格.com 

チョイ乗りはエコモードで13から20km/l前後とばらつく。ゴルフなどの一般道遠出では30km/l以上は伸びる。大阪-岡山の高速でノーマルモード・プロパイロットで21km。以上はエアコン27℃オート。

 

引用：価格.com 

街中燃費はメーター読みで20km/L程度。不満なし。トヨタ車の燃費が良いのは知っているけども、この程度あればまずは充分。

 

引用：価格.com 

皆さんのキックスの燃費の口コミを見ていると、カタログ燃費と実際の燃費にあまり相違ないことに気づきます。

他車のハイブリット車と比較されている方もみられ、燃費は画期的に良いわけではないですがe-POWERのもつ走行時の馬力に満足されている口コミも多くみられました。

キックスe-POWERの燃費向上の仕組み

e-POWERといってもどのような仕組みで燃費の向上に成功しているのでしょうか。

そもそも、キックスに搭載されているe-POWERとは何でしょうか。

e-POWERはガソリンエンジンとモーターを融合した電動パワートレインになります。

パワートレインとは、車の動力源や動力をタイヤへ推進力として伝える装置のことを言います。

ガソリン車の場合はエンジンのみを使用し動力を生み出しますが、e-POWERの場合はエンジンでバッテリーを貯めてモーターのみで動力を生み出す形となります。

その違いによって、ガソリン車よりも無駄なエネルギーを消費することなく走行することが可能です。

また、キックスでは回生ブレーキを採用しており、減速時に電気エネルギーをバッテリーに蓄えて加速時にバッテリーからエネルギーを放出する仕組みとなっています。

これによりエンジンの稼働が減少し、燃費の向上に繋がるのですが、キックスではSモードを搭載しており、よりその回生量が増加するので、更なる燃費の向上に貢献しています。

キックスをさらに低燃費で走るために

さて、キックスのカタログ燃費と実際の燃費についてご紹介してきましたが、折角最先端の技術を詰んだ車に乗るため燃費をより伸ばして走行したいですよね。

特に最近はガソリンも高騰しているので、燃費はなるべく良くしたいものです。

誰にでもできる簡単なことばかりですので是非これから紹介することを実践してみてください!

回生ブレーキをフル活用

キックスの燃費を伸ばすコツとしてはワンペダル走行を使用することです。

先ほどもお伝えしたように、ワンペダル走行によって回生エネルギーが増加するため燃費が向上します。

先行車との距離を見極め、アクセルワークを極めれば、自ずと燃費が向上することでしょう。

発進や加速は丁寧に行う

急発進・急加速をしているとより多くの電力の消費が必要となります。アクセルワークを丁寧にするよう心がけましょう。

エアコンの使用はなるべく控えめにする

エアコンを完全に使用しないことは困難ですが、オートエアコンを設定温度を適正にすることで無駄のない空調が行えます。

また、必要ないときはなるべくOFFしておきましょう。

夏場はサンシェードの使用や窓を開けるなど工夫をしたり、冬場はブランケットや自分がなるべく多く着こむなどエアコンばかりに頼り過ぎないことも大切です。

以上のように燃費を向上させるコツとして、e-POWERならではのものもあれば普通のガソリン車とは相違ないものもありました。

キックスの燃費を伸ばすために、上記のようなコツを押さえて様々な工夫を取り入れてみてください。

まとめ

キックスの燃費についてまとめてみると、

1. e-POWERによる恩恵を受けた低燃費の実現が可能
2. カタログ燃費と実燃費の乖離はそこまで大きくはみられない
3. 口コミとしても、燃費に大きな不満はみらない。
4. 燃費に加えて力強い走りに好評が多かった。

回生ブレーキ使用の車には筆者も乗車経験がありますが、その便利さと燃費の良さには時代も進化たなあ、とつくづく実感します。

また、ワンペダル走行は最初慣れるまではどぎまぎするものの、慣れてしまえば非常に便利です。

e-POWERならではの燃費改善のコツも紹介しましたが、是非実践してみて、自身の燃費の向上具合を確認してみてください。

最初は燃費を気にせず走っていた人も、きっと燃費を伸ばす走行の楽しさに気づくはずです。