アウトバックの燃費は悪い?良いの?気になる実力を他車と比較して徹底解説

近年は電気自動車やハイブリッドカーが少しずつ普及してきており、車の燃費に大きな関心が寄せられていますよね。

大人かっこいいSUVの代表とも言えるスバルのレガシィアウトバックの燃費はどうなのでしょうか。

今回は口コミや他車との比較と合わせて調べてみました。

気になる車の燃費を知ることで、車を選ぶ上で何を重視したいかというご自身の軸が見えてくると思います。

では、レガシィアウトバックの燃費を早速見ていきましょう。

アウトバックの燃費は悪い?良いの?

スバルの公式HPによると、レガシィアウトバックの燃費はWLTCモードで12.6km/Lです。

これは、B-SPORT、Limited、X-BREAKの3モデル共通です。

ちなみにWLTCモードとは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードを指します。

また、モード毎の燃費も公開されており、市街地モードでは8.6km/L、郊外モードでは13.3km/L、高速道路モードでは15.1km/Lとされています。

市街地モードと高速道路モードでは2倍近い差があることに驚きです。

レガシィアウトバックオーナーはアウトドア好きが多いと予想されますが、遠出する際の燃費が良いのは嬉しいポイントですね。

参考：スバル公式

エンジンの特徴

スバルは独自の技術開発により生み出した水平対向エンジンが目玉の一つです。

レガシィアウトバックはその中でも、出力、レスポンス、燃費、静粛性などの全機能を磨き上げた「2.5L BOXERエンジン」を採用しています。

加速の気持ちよさを高めたリニアトロニックは、摩擦・騒音の低減や軽量化により、燃費性能も高めました。

走りの満足さを高めると燃費が悪くなる印象がありますが、スバルは燃費の良さも捨てずに両立を実現させています。

燃費の評判は?

許容範囲。

 

引用：みんカラ

そこまで悪くない。

 

引用：みんカラ

私の乗り方や使用環境(都内中心)もあるとは言え、よくはありません。

 

ただ、高速や郊外のバイパスのような区間では、伸びます。

 

引用：みんカラ

燃費については意見が分かれ、乗り方やどこまで燃費を求めるかによって評価は変わってきそうな印象です。

しかし、驚くほどに燃費に対する不満はそこまで多くありませんでした。

皆さん燃費よりも乗り心地等他のメリットを重視していることがよくわかります。

高速道路等での燃費は、先に紹介した高速道路モードのおかげか、他と比べると良いようですね。

燃費重視で車を選ぶ場合はレガシィアウトバックでは満足できないかもしれません。

今は他に燃費を重視して作られている車も多いです。

何を重視して車を選ぶか、軸をしっかりさせることが大切ですね。

他車との燃費の比較

では、レガシィアウトバックと似た大きさの他車はどのくらいの燃費なのでしょうか？公式HPの情報を元に、比べてみましょう

マツダ CX-5　

ガソリン4WD

13.0km/L　

参考：マツダ公式

ガソリンターボ4WD

12.2\km/L

参考：マツダ公式

マツダのCX-5は好みに合ったエンジンが選べるという、他社ではあまりみない特徴があります。

エンジンはクリーンディーゼル、ガソリン、ガソリンターボの3つから選ぶことができます。

今回はガソリンエンジンとガソリンターボエンジンの2つの数値と比べてみます。

レガシィアウトバックは12.6km/Lなので、2つのエンジンの間と言えますね。

トヨタ ハリアー

ガソリン車

4WD 14.7km/L

参考：トヨタ公式

2020年に新型が発売されたトヨタのハリアーです。

ハイブリッドモデルもあるのですが、今回はレガシィアウトバックとの比較なので、ガソリン車の4WDで比べてみました。

レガシィアウトバックより少し燃費が良いようですね。さすが発売されたばかりの新型です。

スバル フォレスター

14.0km/L

参考：スバル公式

レガシィアウトバックと同じスバルの他車とも比べてみましょう。

2021年8月に発表予定の新型フォレスターです。

4モデルあるのですが、直噴ターボのSPORTモデル以外の3モデルの燃費と比較します。

各モードの燃費も公開されており、市街地モードでは11.2km/L、郊外モードでは14.2km/L、高速道路モードでは16.0km/Lとなっています。

全体的にレガシィアウトバックより燃費は良いですね。

同じスバルで迷っている方は、燃費も一つの判断材料にしても良いかもしれません。

他車と比べて分かったことは、レガシィアウトバックは燃費ではない部分を重視している車であることが考察できます。

レガシィアウトバックは走行性能やデザイン、乗り心地などは素晴らしい車ですが、燃費重視の方にとっては、他車の方が魅力的に見えてしまうかもしれません。

まとめ

• 公式情報はWLTCモードで12.6km/L
• 独自のエンジン技術で走行性能と燃費性能を高めた
• 燃費が良くなくても文句が出ない口コミ
• 似ている他車に負けてしまう

レガシィアウトバックの燃費について、いかがでしたでしょうか？

レガシィアウトバックは燃費が特別素晴らしい車であると紹介することは難しそうですが、口コミでマイナス評価をしている人が見受けられませんでした。

どうやら、レガシィアウトバックを選ぶ方は最初から燃費を気にしていなかったり、燃費が悪くても仕方ないと思っているようです。

それでもレガシィアウトバックに乗りたいということは、それだけ魅力的な車であるということなのでしょう。

また、高速道路モードでは高い燃費性能を発揮するので、遠出が多い方は燃費の悪さを感じないのかもしれません。

もちろん燃費が悪いより良いに越したことはありませんが、燃費が良ければどんな車でも良いかと言われるとそれはまた違ってきますよね。

他車と比べても決して燃費が良いと言えないレガシィアウトバックが選ばれているということは、裏返せば燃費を覆すほど良いポイントが他にある車と言えるでしょう。皆さんは何を重視して車を選びますか？

レガシィアウトバックの燃費の記事をここまでお読みいただき、ありがとうございました！！