ミライの安全装備や衝突安全性はどうなの?先進技術を誇るトヨタの人気車の実力とは

トヨタのミライは、世界初の高級セダン型燃料電池自動車として話題の一台。

世界初という話題性に加えて環境への配慮への評価が高く、地球環境大賞や日経地球環境技術賞の最優秀賞を受賞しています。

走行性能や燃費にも定評があり、高級志向のドライバーを納得させるだけのポテンシャルは持っているようです。

そんなトヨタの、いや日本の車の先進技術が詰まったミライですが、安全性能はどのようになっているのでしょうか。

最近の車は自動運転やブレーキアシストといった今までにない先進技術が詰め込まれていますよね。

ミライにどのような技術が搭載されているのか、気になってきませんか？

そこで今回は、トヨタ ミライの安全性能についてチェックしていこうと思います！

車の安全を重視する方は必見です。

是非、最後までお読みください。

【ミライ】Toyota Safety Sense

まずは、トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」について見ていきましょう。

Toyota Safety Senseはトヨタの技術が詰まった、予防安全機能のパッケージです。

ミライには、このToyota Safety Senseが全グレードで標準装備されています。

死亡事故の7割が「歩行者」「正面衝突・車線逸脱」「追突」に分類されるとし、それらをできる限り防ぐために自動ブレーキやハンドル操作サポート、車線はみだしアラートなどの運転支援機能が装備されているのです。

多くのメーカーではこうした先進技術はオプションで装着することが多いのですが、ミライの場合は全グレードにこちらが標準装備。

さすがは高級セダン、かつ先進技術を詰め込んだ車だなと感じます。

ただ、ミライの安全技術、これだけではないんです。

次は、衝突回避に特化したプリクラッシュセーフティを見てみましょう。

【ミライ】プリクラッシュセーフティ

衝突への備えに特化した機能、プリクラッシュセーフティについて見ていきます。

前方の車や歩行者をミリ波レーダーとカメラで検出し、ブザーと表示で衝突の可能性を知らせます。

ブレーキが踏めた場合はアシストを行い、踏めなかった場合には自動ブレーキで衝突を防ぐ仕組みです。

直進時の衝突回避だけではなく、交差点進入時の対向車の検知や歩行者との衝突回避のためのハンドルサポートなど、徹底した衝突回避対策を施しています。

たしかに、教習所などでも右折時の死角などについてこれでもかというくらい指導されますが、どんなに注意しても見えないものと衝突するおそれは完全には排除できませんよね。

プリクラッシュセーフティではブレーキサポートなどもしてくれるので、安心感は強そうですね。

もちろん、これらの機能に頼りすぎずにご自身で安全運転を心がけることが何よりも重要です。

【ミライ】アクセルミスを防ぐ技術

最近多い事故の一つが、アクセルの踏み間違いによる衝突事故。

高齢者の方に多い事故ですが、どんな人でも事故を起こしてしまうおそれは持っています。

ミライでは、そんなアクセルミスによる事故を防ぐ仕組みも備えているのです。

障害物の有無にかかわらず、アクセルを踏みすぎていると車が判断した場合は自動的に加速を抑制し、警報ブザーとディスプレイ表示でドライバーに警告。

また、車庫入れなどの際に静止物の接近を知らせる「クリアランスソナー」機能に静止物との接触を緩和させる機能を追加。

前後の進行方向にある壁などを検知すると、発進時にモーターの出力を抑制し、さらに近づいた場合は自動でブレーキをかけます。

車庫入れ時などはうまく入れようと集中しすぎて、障害物に気づかないケースもしばしば。

こうしたサポートがあると、アクシデントが減って安心できると思います。

これ以外にも先行車両を追従してスピードやステアリングを調整してくれる機能や車線変更支援、標識見逃しサポートなど、枚挙にいとまがないほどの安全装備を施しているミライ。

先進技術は走行性能だけでなく、安全機能にも徹底されていました。

まとめ

トヨタ ミライの安全性能について見てきました。

• トヨタの予防安全パッケージを標準装備
• 交差点での衝突防止やアクセルミス対策など、独自の安全対策もふんだんに盛り込んでいる

ということがお分かりいただけたのではないかと思います。

ミライは先進的な技術を詰め込んだ車であるだけに期待値も高めでしたが、想像以上の安全性能の高さにびっくりしました。

安全とは、あらゆる場面を想定して備えることで初めて手に入れられるもの。

それでも、ドライバーによって察知能力も変わってくるため、こうしたサポートは多くて損はありません。

体調を整え、常に前方をよく確認して、あらゆる場面を想定しながら運転する習慣とミライの安全性能があれば、鬼に金棒かもしれませんね。

安全なカーライフが、ミライと共にあることを願います。

トヨタの水素自動車ミライの安全性能の記事をお読みいただきありがとうございました。