ライズの燃費は悪い?良いの?ハイブリッドとガソリンの実燃費やカタログ燃費を解説

車の中でも気になる要素として大きく占めるのが、燃費の良し悪しです。性能が良くても燃費が悪すぎると、やはり購入を避けますよね。

今回はトヨタ ライズの店舗などで表記されている燃費と、実際の燃費の差異について、調査していきます。

ライズのカタログ燃費は？

トヨタのライズのカタログ燃費については以下の通りです。

【ハイブリッド】

燃費消費率（国土交通省審査値）

2WD WLTCモード

28.0km/L

市街地モード:29.6km/L　

郊外モード:30.2km/L　

高速道路モード:26.1km/L

 

燃費消費率（国土交通省審査値）

2WD JC08モード

34.8km/L

 

【ガソリン】

燃費消費率（国土交通省審査値）

2WD　WLTCモード

20.7km/L　

 

市街地モード:15.9km/L　

郊外モード:21.9km/L　

高速道路モード:22.9km/L

 

燃費消費率（国土交通省審査値）

2WD (Z) JC08モード

23.6km/L

 

2WD (G,X) JC08モード

24.6km/L

 

引用：トヨタ公式

ハイブリッドは、効率の良い回転域で発電を可能にする発電専用エンジンを搭載したことにより、最大40%という高い熱効率を実現し、クラストップレベルの低燃費に貢献しています。

ガソリン車は基本性能を磨き上げるとともに、新開発の高速燃焼技術により圧倒的な低燃費と高出力を両立。よって、安定した走行と低燃費に貢献をしていると言えます。

いずれも低燃費をよく考えられた設計にされていて、購入者のお財布事情にも優しいのではないかと思います。

ライズの実際の燃費は？

都内通勤で毎日使用、夏はエアコン使って下がりますが平均でリッター16kmは超えます。ノンハイブリッドで上出来です。

 

引用：みんカラ

まだ高速をあまり走行しておらず、アイドリング多用しているので、12km/l程度です。高速利用が増えると改善すると思います。全車のガソリンタンク容量が25L程度だったのに対して、本車の容量は35Lなので、給油回数が減り助かっています。

 

引用：価格.com

SUVが欲しいけど価格を抑えたい、大きすぎる車は運転できないって方にオススメしたいです。

排気量1000ccターボ、サイズは5ナンバーになるみたいです。

車内が予想より広く、走りもターボの力あってキビキビした走りをしてくれました！

燃費は自分の運転だと15でした。

ターボ車ならこれくらいだと思いますね

 

引用：e燃費

そんなにエコ運転は意識してないですけど

自由な運転でだいたいリッター１１ｋｍ

今の車って目線で見るなら　良くはないよね

 

引用：みんカラ

エアコン無しで大人しめに乗って14km/lは不満足。一番期待していたポイントだけに残念。

ただ、意外だったのはパワーモードにしても、あまり燃費が変わらない。但し、エアコンをかけると更に悪くなって、12km/lほどになってしまう。

 

引用：みんカラ

燃費に関しては意見が分かれている印象ですね。今までの車に比べて良燃費が抑えられているという声や、期待が高かっただけに思った以上に悪かったという声があります。

一方で、走行性能が優秀なので、燃費が多少悪くても満足といった声も多数見られました。

評価が良いとされた意見の中で少し多かったのが、郊外や高速道路は燃費換算にするとお得になったようですが、街乗りだと14~15km/lと伸び悩みが出ているようです。

遠出するほど低燃費の恩恵を受けられそうです。

ライズの低燃費を可能にしている性能

アイドリングストップ機能

赤信号の手前で減速時約9km/hからエンジンを自動的にストップ。（*エンジン停止にはいくつか条件があります）

停車の間だけエンジンを止めるアイドリングストップシステムをさらに進化させたことで、長くエンジンを止められてガソリンの消費をより抑えられるようになりました。また、アイドリングストップ状態でもナビやオーディオの機器の使用が可能です。

ハイブリッド専用機能

・S-Pedal（新開発）

回生のブレーキを強めており、効率が良くなるようにエネルギーを回収。気持ちの良い走りに嬉しい低燃費が加わります。

・ECO走行モード制御

アクセル開度に対する駆動力の発生を穏やかに制御することで、エアコンを燃費優先で制御します。それにより、燃料の消費を低減。

ステアリングの「DRIVE」スイッチを切り替え可能です。

低燃費は購入する際に重要なポイントとなっているため、開発の段階で様々な仕組みを考えていることが手に取って分かりますね。

消費者の想いを汲んだ自動車メーカーの工夫で、良質な車が出来上がるんですね。

ライズ燃費向上の３つの技

ここからは実際にライズに乗車した際に、燃費をさらによくすることができるちょっとした豆知識をお届けしていきます。

1.クーラーをつけない

クーラーをつけるだけで10~20%上乗せで燃費が悪くなります。ただし、冷房に限りの話で、暖房はエンジンの温度上昇を利用した余熱サイクルを行いますので、暖房に関しましては燃費が悪くなることはないです。

酷暑の夏ではない限り、窓を開けて外気を取り込むことが燃費対策に繋がります。

2.荷物は極力少なく

普段から積んでいるゴルフバッグや備品類は、必要のあるときだけ載せるのがいいです。どうしても車載重量が増えると、パワーを要しますので、当然ガソリンの消費も増えます。

多少、面倒臭いかもしれませんが、車内をスッキリさせる意識を持つことで経済的にも優しくなります。

3.タイヤの空気圧

燃費を改善するためにはメンテナンスを常に心掛けることです。特にタイヤはダメージを受けやすく、空気圧が低下すると歪みが生じたり抵抗力が下がったりと、燃費の悪さに繋がります。

一カ月に一回程度でいいので、こまめなメンテナンスを実行しましょう。

メンテナンスって事故に遭わないためだけのものと考えていましたが、燃費改善にも重要な役割を果たしていたんですね。

エアコンも気持ちいいですが、自然の風を感じながら走ることも気持ちがいいので意識をしながらエアコンの使用をやめようと思いました。

まとめ

トヨタのライズの燃費について調べましたが、走行性能と燃費に力を入れていることが分かります。

燃費が良いという声もありましたが、一方で走行性能は良かったが燃費は期待ハズレとの声もありましたね。

高速道路はあまり利用せず、街走りする方には少し不満に思う部分があるのかもしれません。

走行性能や外装・内装は気に入っているのに、燃費だけが気になる。

そんな方は、上記で伝えた燃費を抑える３つの方法を実践していただければ、燃費の悪さは改善される可能性があります。

・カタログ燃費で見る、ハイブリッド車とガソリン車の比較

・実際の声

・低燃費のために使用されている性能

・燃費改善の３つの方法

以上になりますが、ライズの燃費についての記事を本日も読んでいただきまして、ありがとうございました。