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トヨタより2020年2月から発売されているヤリス。ヤリスはコンパクトカーでありながら、上質な乗り心地と充実した安全性能から色々な世代から支持されている人気の車です。
内装もその見た目を裏切らない、スタイリッシュなデザインとなっています。そんなヤリスの内装はどんなものなのか気になりますよね。
ヤリスの内装は安っぽいのか、それともおしゃれなのか気になっている方に向けてヤリスの内装を2022年現在の情報でご紹介していきます。
ヤリスの内装は安っぽい?おしゃれ?グレード別の内装!
引用:トヨタ公式サイト
ヤリスには、「X」「G」「Z」の3つのグレードがあり、ハイブリッド車の場合はこの3つのグレードになりますが、ガソリン車の場合はこの3つのグレードに加え、4番目のグレードとなる「X “Bパッケージ”」というものが存在します。
ヤリスの内装は、このグレード毎に異なる特徴をもっており、どのグレードも魅力的で、スポーティーさが感じられます。
各グレード毎に、その内装の特徴を紹介していきましょう。
ヤリスの「X」「X “Bパッケージ”」の内装
引用:トヨタ公式サイト
「X」「X “Bパッケージ”」の場合は、内装カラーはブラックのみとなります。ブラックで統一された室内と、インパネ周辺に使用されているシルバーカラーがほどよく調和がとれており、上質な雰囲気となっています。無駄な加飾がされておらず、シンプルで飽きの来ないシックなデザインになっているのも特徴です。
メーターはシンプルなアナログデザインとなっているので、よりスポーティーさが感じられます。
引用:トヨタ公式サイト
シートはファブリック素材が使用されており、運転席はヘッドレスト一体型のものとなります。こちらのシートがヤリスの拘りの一つで、ヤリス専用に開発されているんです。
シートとヘッドレストが一体型になっているものは珍しいデザインですが、流れるような美しい曲線を描いており、とってもスポーティーですよね。
ヤリスの「G」の内装
引用:トヨタ公式サイト
「G」グレードの内装では、内装カラーを標準色のブラックに加え、トープという色も選択することが可能となります。トープ、と聞くとどんなカラーか具体的にイメージしづらいですが、トープとは灰色がかった茶色のことを差します。とってもオシャレで、モダンな印象のあるカラーになります。ブラックとの相性もとても良く、モダンシックな空間を演出してくれますよ。
また、「G」グレードの場合は、フロントコンソールやインパネセンタークラスターがピアノブラックに塗装されるので、更に高級感が増します。
メーターはデジタルメーターとなり、メーターリングにはブラックのメッキ加飾がされるので、先進性を感じられるデザインになっています。
引用:トヨタ公式サイト
シートは「X」「X “Bパッケージ”」と同様にヘッドレスト一体型のファブリック素材のものが標準装備されていますが、オプションでヘッドレストセパレート型のものを選択することが可能です。その場合はマルチカラーファブリックとなります。
ヘッドレストセパレート型か、一体型かは個人によって好みが大きく分かれると思うので、オプションで選択できるのは嬉しいポイントですね。
ヤリスの「Z」の内装
引用:トヨタ公式サイト
「Z」グレードは、ヤリスの中で最上級のグレードとなります。そのため、内装にも上質さ・高級さを底上げしてくれるポイントが散りばめられていますよ。
まず、内装カラーは、ブラックとクレアトープから選択することが可能です。クレアトープは「G」グレードのトープと比較し、色味が薄めになるので、エレガントな印象が加わります。
そして、加飾も増えフロントコンソールやフロントドア部分にローズメタリックの加飾がされ非常に上品で美しいです。
一目見ただけで、ヤリスの上級モデルなのだと分かる高級感がありますよね。
引用:トヨタ公式サイト
シートはヘッドレストセパレート型のものが標準装備として採用されています。シート表皮も上級ファブリックが使用されているので、標準装備だけでも上質さたっぷりです。
また、内装カラーでクレアトープを選択した場合、シートの大部分はホワイトとなり、クレアトープは差し色的なポジションとなるため、非常に上品で、室内も明るい印象になるのが特徴です。
加えて、メーカーオプションで合成皮革とツイード調ファブリックのコンビシートの選択ができるので、より高級感を高めることができます。その場合は、クレアトープ一色のみの選択となるので、ご注意くださいね。
スポーティーさより、エレガントな空間を求める方にはクレアトープはおすすめの色合いです。
以上が各グレード毎の内装の特徴となります。
まとめてみると、
- 「X」「X “Bパッケージ”」のグレードでは、内装カラーはブラック一色となり、シートはヤリス専用に開発されたヘッドレスト一体型のものが採用されている。
- 「G」グレードでは、ブラックと、トープの2色から内装カラーを選択可能。シートはオプションでセパレートタイプを選択することが可能。
- 「G」グレードでは、フロントコンソールやインパネクラスターがピアノブラックで塗装されモダンさが増す。
- 「Z」グレードでは、内装カラーはブラックと、クレアトープから選択可能。
- 「Z」グレードの場合、シートは標準装備でセパレートタイプとなっている他、上級ファブリックが使用されており、上質。
- 「Z」グレードのオプションとして、合成皮革とツイード調ファブリックのコンビシートの選択可能となる。
- メーターは「X」「X “Bパッケージ”」ではアナログとなり、「G」「Z」ではデジタルとなる。
- 加飾は「X」「X “Bパッケージ”」ではほとんどなく、シンプルでスポーティーなイメージであるが、「G」「Z」グレードでは各々上質な加飾がされるため、高級感が感じられる。
といった特徴がありました。無駄なものはいらず、シンプルにスポーティーなヤリスを楽しみたい方は「X」「X “Bパッケージ”」のグレードを。上質さをより高めた、オシャレさや高級感を求める方は「G」「Z」グレードを選択されるとより満足度の高いヤリスでのドライブを楽しめるかと思います。
ただし、シートの形状についてはお好みのタイプがあると思うので、一度実際にシートを体験してから選択されることをおすすめしますよ。
ヤリスの収納力が優れている荷室
引用:トヨタ公式サイト
コンパクトカーと侮ることなかれ、ヤリスの荷室は収納力も高いのが特徴です。ヤリスの荷室は、幅が1000mm、高さは最大830mm、奥行は630mm(リアシートを使用している状態)となります。
荷室は、高さを調整することができる、アジャスタブルデッキボードが採用されており、ボードを一番下にすれば観葉植物などの高さが必要なものを載せることができます。
ボードを上部に設置した場合は、高さが692mmとなりますが、その分荷室口との高低差がなくなるので、荷物の出し入れがしやすくなります。さらに、上段にバッグやスーツケースなどの荷物を、下段に靴やスリッパなどを入れるといった荷室を分けて使用することができるので、非常に便利です。
荷室口も大きく開口しているので、そもそも荷物の出し入れがしやすいのも女性にとって嬉しいポイントですね。
リアシートは6:4分割可倒式となっており、長さのある荷物がある場合は、片方を倒して積むことも可能です。
コンパクトカーのスペースを最大限に活かされた工夫が盛りだくさんで、ついつい日常的にヤリスを使いたくなってしまいますね。
ヤリスの充実のポケッテリア
引用:トヨタ公式サイト
ヤリスには、カーライフを充実させてくれるポケッテリアが備わっています。
助手席オープントレイは大きくはないものの、ちょっとした小物類を置いておくことができるので便利です。サングラスやリップなど助手席にいると、ついどこかに置いておきたくなるものをしまうことができますね。
センターオープントレイはスマートフォンが乗る幅が確保されていますし、フロントコンソールボックスにもキーや小菓子などを収納するスペースが確保されていますよ。
ここで、助手席シートバックポケット、助手席アンダートレイ、買い物アシストシートは、「G」ではメーカーオプション、「Z」で標準装備のものとなりますのでご注意ください。
どれも痒いところに手の届く収納にはなりますが、特に筆者は買い物アシストシートがお気に入り。助手席の座面一番前に壁を作ることができるので、助手席に置いた荷物が前に滑り落ちるのを予防してくれます。また、その壁も2つに分かれているため、傘を立てかけることもできますよ。壁の部分をフック代わりとして、ショッピングバッグをかけることもできるので、優れものです。
まとめ
ここまで、ヤリスのクール且つ上質な内装について紹介してきました。まとめてみると、
- ヤリスの内装はグレード毎に異なる。
- シートカラーは「X」「X“Bパッケージ”」はブラック一色、「G」グレードはブラックとトープから選択可能、「Z」グレードはブラックとクレアトープから選択可能。
- シートタイプは、「X」「X“Bパッケージ”」はヘッドレスト一体型のファブリック素材、「G」グレードは標準はヘッドレスト一体型のファブリック素材であるが、オプションでヘッドレストセパレートタイプのマルチカラーファブリックを選択可能。
- 「Z」グレードでは、シートはセパレートタイプが標準装備となり、上級ファブリックが使用される。オプションで合成皮革とツイード調ファブリックのコンビシートの選択が可能。
- シンプルなデザインであるのは「X」「X“Bパッケージ”」、高級感が高まるデザインとなるのは「G」「Z」グレードとなる。
- ヤリスの荷室はコンパクトカーながら、広く使用できるよう工夫がされている他、リアシートを倒すことで、長尺物も載せることが可能。
- 荷室のデッキボードを使用すれば、荷物を整理して運ぶことができる。
- ポケッテリアも充実しており、痒いところに手の届くものが多いが、グレードによって標準装備していないものもあるため注意が必要。
というように、ヤリスの内装はとても拘りが散りばめられていることが分かりますね。スポーティーさをベースに、各グレードに合わせて内装の雰囲気が変わるのもヤリスの面白さです。
ヤリスの内装は安っぽいどころか、かっこよくて高級感のある素敵な内装であることが分かりました。
ヤリスの「Z」グレードは最上級グレードであるため、内装に高級感が増すのは勿論ですが、「G」グレードでもちょっとした加飾による工夫がされていることで、十分な上質さを手に入れることができます。
「G」グレードでは「トープ」、「Z」グレードでは、「クレアトープ」というオシャレなカラーが採用されている内装なのもヤリスの魅力ですね。
「X」「X“Bパッケージ”」は非常にシンプルなデザインとなっており、無骨かつスポーティーさをとにかく求めたい方にはおすすめのデザインです。
スポーティーさをベースに、各グレードで異なるデザインを持つヤリス。どれも素敵な内装なので、悩んでしまうところではありますが、お好みのデザインを是非選んで、ヤリスと一緒に素敵なカーライフを過ごしてください。
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